日精テクノロジーのI-Cutレンズ（Iカット形状レンズ）技術は、筐体が厚くなりがちな望遠レンズ・ズームレンズにおいても、ペリスコープレンズ（潜望鏡レンズ、屈曲光学系、折り曲げ光学系とも呼ばれる）ユニット等への採用により高倍率化・超小型化・超薄型化を実現します。

一般的な射出成形品ではレンズ面に歪やネジレが発生し易いものの、日精プラスチックI-Cutレンズはアスを最小化（全面でPV0.2μｍ以下）し、従来の円形レンズと同等以上のレンズ面精度を、2次加工無しの射出成形で実現しております。

同レンズは異形レンズの一種でIカット、Dカット、Hカット、長方形レンズ等の呼称をもつレンズです。
高アスペクト比レンズの採用により光学ユニット機構設計の自由度が向上し、製品内部空間の省スペース化・多機能化に大きく貢献します。
今後スマートフォン、プロジェクション・プロジェクター用途、VR、AR、MR、HMD（ヘッドマウントディスプレイ）といった製品への搭載が見込まれます。

弊社の技術で光学設計からユニット量産までお客様の様々なニーズにお応えします。

https://www.nisseig.com/product/product02/#i-cut